サバンナRX-7

新車価格帯 197万円-323万円 中古車相場 35万円-299万円
JC08モード燃費(km/L)

10・15モード燃費(km/L)

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全長×全幅×全高 4335x1690x1270

4310x1690x1270

駆動方式 FR 乗車定員 2〜4名
最高出力(馬力) 185〜215 排気量(cc) 1308

 

概要

サバンナRX-7はマツダから1978年から1991年(カブリオレは1992年)まで生産・販売されていたクーペまたはカブリオレである。駆動方式はFRのみであり、トランスミッションは4速ATと5速MTの2種類がある。エンジンはマツダの代名詞である1.3 L水冷式直列2ローターIC付きターボが搭載される。初代SA22C型では当初、排気再燃焼を行うサーマルリアクターが装備されていたがマイナーチェンジを経て、燃費向上のためリーンバーン(希薄燃焼)エンジンが搭載されるようになった。1985年のフルモデルチェンジを経て、頭文字Dでも有名なFC3S型となる。

 

サスペンションがトーコントロール機構付きのマルチリンク式が採用され、コーナリング時により高いグリップを実現できるようになった。またマイナーチェンジを繰り返す度に馬力、トルクが向上している。ポルシェとエクステリアが類似していることから、貧乏人のポルシェ”poor man’s PORSCHE”とからかわれることがあった。

 

サバンナRX-7の良い点、満足度の高い点

・走行性能
・スポーティなエクステリア
・中古価格が安価
RX-7と言えば、ロータリーエンジン無しでは始まらない。ロータリーエンジンのメリットとしてはサイズが小さいので軽量化・低重心化が可能であり、低圧縮のためオクタン価が低い燃料でも耐えうる。また高回転までの吹け上がり、トルク上昇が非常になめらかである。0-100 km/h加速は7.93 s、最高速度238.5 km/hを記録している。また良くも悪くもポルシェと似てしまった外見はスピード感が滲み出ており、リトラクタブルヘッドライトが採用されている点も男心がくすぐられる。現在の中古相場では50 万円から販売されており、手の届きやすい金額となっている。

 

サバンナRX-7の悪い点、不満なところ

・燃費が悪い
・室内が狭い
・自身でメンテナンスができないと金喰い虫となる
街乗り、すなわち低回転ではトルクのレスポンスが悪く、実燃費は5~7 kmとなっている。またスポーツ性を追い求めた設計から、後部座席はおまけ程度の広さでしかない。さらにロータリーエンジンはプラグの寿命が早く、約5000 kmに1回は交換しなければならない。逐一車屋に足を運んでいては経済的にも苦しくなるため、プラグ交換程度は自分自身で行うのが必須スキルとなるだろう。車に何を求め、何を犠牲とするか・・・スポーツ走行を求める人にはオススメの車であると思う。


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