自動車税の滞納や、納税証明書の紛失があっても売りに出せる?
結論から言うと、車を売る時(名義変更する時)に自動車税を滞納している場合には、車を売ることができません。なぜなら、車を売るためには自動車税納税証明書が必要不可欠だからです。かならず滞納額を払って納税証明書を発行してもらわないといけません。
また、納税証明書を紛失してしまうことはよくありますが、この場合は都道府県の税事務所で再発行してもらえます。車検証はなくす人はほとんどいませんが、納税証明書は紛失する人も多いので紛失した場合は近くの税事務所に行って再発行してもらいましょう。
自動車税の納付書は、3月末時点での車を所有している人に対して5月ごろに送られてきますが、1年前払いとなるので車を売った場合にはその時点までの自動車税は引かれますが、残りの自動車税は返還されます。ただ、車を売る時に買取業者がいったん受け取って査定額に盛り込まれる場合がほとんどです。
また車を売る場合に注意しておきたいのが4月に車を売る場合です。この時に車を売ると自動車税の納付書は届きます。車は無くなっていて支払いの義務があります。この料金分は車を売った際の査定額に盛り込まれているので覚えておきましょう。
車を売る際の契約書には自動車税に関する事が書かれているのが普通ですが、あえて説明せずに査定額を多く見せようとする業者もたくさんあります。さらに自賠責保険の還付金やリサイクル料金も同様に説明しないことも多いので必ず車を売る時には聞いてみることをおすすめします。