12月と1月では査定額に大きな差が出る？

中古車の買取金額は年中一定というわけではありません。時期によっては、通常の相場よりも高く買い取ってもらえることがあります。
例えば、春先や夏場・冬場、9月頃は査定金額がアップしやすいと言われています。

春先は新生活のスタートの時機であり、引越しや家電の買い替えと共に、車の需要も高まります。従って、生活に役立つ軽自動車やコンパクトカーの買取価格が上がりやすい傾向にあります。

同様に、夏場や冬場はレジャーにうってつけの時機なので、旅行に便利な4WDの売却チャンスです。

3月と9月には、各自動車メーカーが決算を迎えます。決算セールに伴い新車の売れ行きが高まるので、中古車売却数が増えることになります。その結果、各中古車買取業者の価格競争が促進され、中古車の買取価格が全体的に向上するのです。

このように、時機を見計らえば中古車売却を顧客有利に進めることが可能ですが、時期を間違えると買取価格が下がってしまうこともあります。
例えば、新年を迎えた1月に車を売却するのはお勧めできません。

なぜなら中古車買取の査定時に、車の「年式」をチェックされるからです。低年式の方が査定に有利なことは言うまでも無く、12月と1月では査定額に大きな隔たりが発生してしまいます。たった1ヶ月の差で買取金額が下がるのはなんとも惜しい話です。

少しでも買取金額を上げたかったら、査定を行う時期をしっかり検討しましょう。特に、年の暮れの査定は早めに行うようにしましょう。