ドイツのブランド車として定着したアウディ
アウディは1964年にフォルクスワーゲングループの傘下となったドイツ自動車メーカーです。アウディそのものの創設は1899年と古く、以降会社の合併や吸収を繰り返し、現在に到るという背景があります。
アウディの特徴的なエンブレムである「フォーシルバーリングス」は、アウディの前身である自動車メーカー・アウトウニオンを意味しています。このアウトユニオンは合併されたアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーの4社からなり、4つのリングはそれぞれの会社を示しているのです。また、2005年には日本人デザイナーの和田智氏が手掛けたSUV車のQ7のエクステリアデザインが話題となりました。
サッカーファンには周知の事実となっているでしょうが、アウディはサッカーとも関係の深い自動車メーカーで、最近では2011年になでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップで優勝した際、それを祝してA1を22台も提供しています。
ドイツのプレミアムブランド・アウディ
アウディの母体となる、アウトユニオンが結成されたのは1932年です。
アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーの4つの自動車メーカーがアウトユニオンを結成し、現在にもエンブレムにはこれらの会社を表す4つのシルバーリングが採用されています。
後に、フォルクスワーゲンの傘下となり、1985年にはアウディAGが発足したのを機にフォルクスワーゲングループのプレミアムブランドとして、ドイツの先進ブランドイメージが強まったと言えます。
高いクオリティとスポーティなアウディは買取も高額に
アウディは、ベンツ、BMWといった高級車に次ぐドイツのプレミアムブランドとして高い人気を誇っています。
ベンツやBMWよりは目立たない印象を持っていたアウディですが、フォルクスワーゲン傘下に入り、最近ではクオリティの高い、上質でオシャレな車、高級車だけれど身軽なスポーティさが良いといった評判も高くなっています。
特に買取で人気があるのは、スポーティなモデルです。A4アバントやミドルクラスサルーンのA4、他にも5ドアハッチバックボディのA3スポーツバック、更にオシャレでスタイリッシュな クーペのTTが買取の需要人気があるモデルとなっています。
アウディは数が少ない、新車価格が高いという点から、買取の査定価格は高水準です。定番のブラック、ホワイトは、よく出回っているレッドよりも買取査定に有利になります。アウディは、ブランドイメージが格段と向上したことで、査定価格が上昇している自動車メーカーになっています。