V8
新車価格帯 | 986万円-1090万円 | 中古車相場 | - |
---|---|---|---|
JC08モード燃費(km/L)
10・15モード燃費(km/L) |
-
5.3 |
全長×全幅×全高 | 4861x1814x1420
4875x1820x1420 |
駆動方式 | 4WD | 乗車定員 | 5名 |
最高出力(馬力) | 250〜280 | 排気量(cc) | 3561〜4172 |
概要
アウディ・V8は、アウディ社が、1988年から1994年まで製造していた高級乗用車である。アウディとしては初めての、V型8気筒エンジンを搭載した、アウディ100(3代目モデル)の実質上級仕様車であった。
1980年代初頭、アウディはメルセデス・ベンツSクラス、BMW7シリーズに匹敵する高級乗用車を計画した。ラリークワトロのフルタイム4駆システム「quattro」と、アウディ・100(C3モデル)で得られた空力ボディ、そして新設計のオールアルミV8エンジンを組み合わせ、1988年、これまでにない全天候型のアウディのフラッグシップ車として登場し1994年まで製造された。
エンジンは新設計の4OHC(フォーカム)V型8気筒を搭載し、3.6Lの排気量から250馬力を発生させた。1992年にエンジンを4.2Lにサイズアップ、最高出力は280馬力に向上。
駆動方式は、このクラス初となる、フロントエンジン、四輪駆動(4WD)の4ドアセダン。胸のすく加速感と、ハンドリング性能は、レーシングアウディの面目躍如。ミッションは5速MT、6速MT、4速AT。
日本仕様はバブル絶頂期の1989年にヤナセから、980万円で発売。価格設定は同クラスのベンツ・BMWと比べると、優位性があった。ミッションは4速ATのみ。
アウディ・V8の良い点、満足度の高い点
・高級感のあるデザイン
・フルタイム4駆システムによるコーナリング性能
・直進性に優れたハンドリング
・V8の粘り強い加速
高級車では初の四輪駆動は、グリップの良さと、高速安定性に寄与している。
V8のエンジンで、発進加速は抜群。
アウディ・V8の悪い点、不満なところ
・日本の高級車に比べ価格設定で不利
・それほど良くない燃費
・小回りが少々悪い
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