アプローズ8
新車価格帯 | 145.5万円-153.5万円 | 中古車相場 | --- |
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JC08モード燃費(km/L)
10・15モード燃費(km/L) |
全長×全幅×全高 | 4260×1660×1375 | |
駆動方式 | FF | 乗車定員 | 5名 |
最高出力(馬力) | 120 | 排気量(cc) | 1589 |
概要
1989年にデビューしたアプローズ。パッと見セダンに見えるが、実際は5ドアハッチバックである。アプローズには「スーパーリッド」というトランクからリアガラス部分のゲートが持ち上がる機構が備えられているからだ。
販売の面では、発売直後に燃料タンクのトラブルでリコール騒動が起こり、結果これが販売において悪影響となった。
1990年10月から車名がアプローズθ<シータ>になったが、1992年7月には元のアプローズに戻されている。
ダイハツにとって数少ないセダン車であったため、細々と生産が続けられたが2000年に国内販売が終了した。
ボディサイズは4260×1660×1375〜1390。
エンジンは直4 1.6L。ミッションは5MTor4ATの組み合わせ。
駆動方式はFFとフルタイム4WDが用意されていた。
車名のアプローズ
アプローズの良い点
・目立たないが飽きのこないデザイン。
・意外と高い走行性能。
・取り回ししやすいコンパクトボディ。
アプローズの悪い点
・スーパーリッドという機構があるので仕方ないが、リア周りの剛性。
・現代の車と比べると低い室内高。
製造元として正しくリコールを届け出たのにも関わらず、一部の新聞社のセンセーショナルな報道により、悲運の車となってしまった感の強いアプローズ。モデル途中に車名にθ<シータ>を付けてみたりしたものの元のアプローズに戻したりと、テコ入れも空しく総生産台数2万2千台余と販売的には不振であった。
そのような経緯もあり、中古車市場でもパーツの供給面でも非常に流通数が少ない。