クサラピカソ
新車価格帯 | 299万円 | 中古車相場 | 20万円-69万円 |
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JC08モード燃費(km/L)
10・15モード燃費(km/L) |
全長×全幅×全高 | 4280x1755x1640 | |
駆動方式 | FF | 乗車定員 | 5名 |
最高出力(馬力) | 137 | 排気量(cc) | 1997 |
シトロエン・クサラピカソの概要
2000年にクサラをベースに発表され2004年から日本で発売された5人乗りミニバン。シトロエンの言うところの「モノベース・セダン」。全長4.28mと小柄ながら居住空間と荷室を大型化し広大な室内空間を作り上げている。全幅1.75m全高1.64mの4ドアハッチバック。
日本仕様は2.0リッターDOHCエンジンと4速ATとの組み合わせの1タイプのみ。2760mmの長大なホイールベース(クサラより22mm延長)はピカソのエンジニアリングの最大の特徴。トランスミッションは運転スタイルに適合するための学習機能と10種類のシフトパターンをプログラミングしたオートアダプティブ・オートマチック・トランスミッション。サスペンションはフロントはマクファーソンスワット、リアはトレーリングアーム式でクサラと同じ型。
安全装備としてESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)を標準装備、EBD付4W−ABS、BAS(ブレーキアシストシステム)等最新の電子制御システムを採用。ルーフ全体を覆う大型ガラスサンルーフ(スカイルーフ)を標準装備。イモビライザー、オートロック等セキュリティも充実。デジタルのセンターメーターは瞬間燃費の平均などを示すオンボードコンピューター付き。
シトロエン・クサラピカソの良い点・満足度の高い点
・シトロエンらしいふんわりやわらかな乗り心地。クサラそのものの乗り心地。
・細いAピラーと巨大な三角窓のおかげで見晴らしがいい。
・ルーフのおかげで明るい。
・パワー感もマズマズあり快適に走り回れる。
・広い空間。荷物がたくさん入る。家族向け。
・普通の国産のミニバンでは味わえない乗り心地と実用性を求める人にはおすすめ。
シトロエン・クサラピカソの悪い点・不満な点
・パワーステアリングが重い。
・タコメーターがない。
・ホイールベースが長いせいか回転半径が大きく小さい割に小回りが効かない。車庫入れ、駐車場入れで何度もUターンする。
・ドアパネルがギシギシ鳴る。
・発進加速が鈍い。ATが62km/hくらいから4速に入る。
・見かけほど頭上空間がない。
・シトロエンの良さと悪さはセットのようなもの、それが味わいにもなり面白みにも感じられるのかも。試乗して許せる範囲ならおすすめ。