BX
新車価格帯 | 237万円-369万円 | 中古車相場 | 48万円-110万円 |
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JC08モード燃費(km/L)
10・15モード燃費(km/L) |
-
6.6〜9.4 |
全長×全幅×全高 | 4235x1680x1360
4235x1680x1350 |
駆動方式 | FF | 乗車定員 | 5名 |
最高出力(馬力) | 89〜145 | 排気量(cc) | 1579〜1904 |
シトロエン・BXの概要
BX(ベイクス)は1982年に5ドアハッチバックが発表され1985年にはステーションワゴン(ブレーク)を追加。1993年にエグザンティアが登場するまで製造された。角ばったデザインにシャープなラインは他に類がない。エンジンは1.4L、1.6L、1.9Lで直列4気筒OHCと1.9Lの直列4気筒DOHCガソリンエンジン、排気料1.7L、1.9Lの自然吸気、1.7Lの直列4気筒DOHCディーゼルエンジンを搭載。ターボエンジンは高性能で英国のディーゼル・オブ・ザ・イヤーにも輝いている。サスペンションはフロントがハイドロニューマチック(シトロエンでは初めてのストラット式)リアがトレーリングアーム式を採用。
11年間毎年改良を続けられており1987年を境にして前期型と後期型に大きく分けられる。外観は小規模の改良だったが内装がかなり異なる。前期型は俗にボビンタイプとも呼ばれた。ボビン(回転ドラム)型のスピードメーターをはじめウインカー、ライト、ハザードのスイッチ類をメータークラスターに集中配置。後期型は一部クラスタースイッチを残してメーター類は全てアナログ型に変更、ウインカー、ライト等のスイッチ類もコラム型に変更された。
シトロエン・AXの良い点・満足度の高い点
・暑い絨毯の上を滑るような、他に類を見ない独特のフラットな走りは見事。
・飽きのこないシトロエン好きにはたまらないデザイン。
・走りもバランスが取れている。
・ハイドロの乗り心地も快適。運転しやすい。
・シートの感触が良く長時間運転も疲れない。
・外観、内装ともに落ち着いていて感じがいい。
・後方視界がよく狭い所への縦列駐車も楽にできる。
・4速ATやエアコン、パワーステアリングが装備されて価格も手が届きやすくなったのに加え、バブル景気の真っ只中の販売でシトロエンの日本での累計販売台数トップの車両になったというのもうなずける。
シトロエン・AXの悪い点・不満な点
・前期型のボビンタイプのメーターはお世辞にも視認性でいいとは言えない。
・サスペンション関係のメンテナンスがかかるのは他車ではあまり考えられない。メンテナンスに費用がかかりすぎ、維持にはコストがかかる。
・部品調達の難しさ。
・高回転でのエンジン音が気になる。
・燃費は良くない。
・多少の不満はあるが全体的によくできている車。時間的に余裕が有り、金銭的にも余裕があれば楽しむことも可能。