C3
新車価格帯 | 179万円-240万円 | 中古車相場 | 13万円-198万円 |
---|---|---|---|
JC08モード燃費(km/L)
10・15モード燃費(km/L) |
12.1
12.3 |
全長×全幅×全高 | 3955x1730x1530 |
駆動方式 | FF | 乗車定員 | 5名 |
最高出力(馬力) | 120 | 排気量(cc) | 1598 |
シトロエン・C3の概要
サクソ(Saxo)クサラ(Xsara)の中間に位置するコンパクトカーとして2001年に発表された。2004年より販売が開始され2010年のフルモデルチェンジを境に初代モデルと後継モデルに大きく分けられる。
ボディタイプは5ドアハッチバックのみ。ボディはいろいろな強度をもつ材質を組み合わせ軽量でありながら衝突エネルギーを分散、吸収する構造を採用し、欧州自動車衝突安全テストで認められた。
先代モデルのエンジンは直列4気筒DOHC16バルブの1.4Lと1.6Lの2種類。1.4Lはシーケンシャルモードを備えた学習機能付き4AT、1.6Lは5速センソドライブという電子制御手動変速機が組み合わされ素早い変速操作が可能。後続モデル(新型シトロエンC3)のエンジンは直列4気筒DOHC16バルブの1.6Lとマニュアルモードを備えた4速ATが組み合わされている。
マイナーチェンジ後目の前から頭上に大きく広がるゼニスフロントウインドウを設置、アナログのスピードメーターとデジタルメーターを組み合わせた3連メーターを採用するなど大胆に変化させている。キャビンには6エアバッグ採用し、アンチブレーキシステム(ABS)、電子制御制動力分配システム(EBD)、ブレーキアシストシステムを標準装備。コーナリング時などに車体姿勢を補正するESP(エレクトロニックスタビリティプログラム)も装備、安全性もトップレベル基準。
シトロエン・C3の良い点・満足度の高い点
・とてもコストパフォーマンスが高い。
・小さくてよく走る、サクソより軽い乗り心地。
・小回りが利いて運転しやすい。段差もしなやかに乗り越える。
・エンジンが滑らかでパワフルで気持ちいい。
・パワーステアリングも軽くて自然で使いやすい。
・フロントガラスが独創的で想像以上に開放感がある。天井まで上がるガラスには驚いた。
・加速がスムーズで思っていたよりキビキビと走る。
・ドライバーの座席位置が高くて運転しやすい。
・社内は静かとは言えないがうるさくもなく必要な音だけ入ってくる感じ。
・みてよし乗ってよし走ってよしで総合的に見て面白く楽しめる車。
シトロエンC3の悪い点・不満な点
・今までのシトロエンの走り方と比べると物足りない。
・走り出しの加速が急すぎて発進が難しい。慣れを要する。
・トランスミッションがもう少し滑らかだといい。
・ステアリングがふわふわして馴染めない。
・ATが4速しかない、ATの技術は昔よりマシだけどまだレベルが低い。MTにはかなわない。
・シトロエンにしては安っぽい感じがする。
・ロードノイズが気になる。
・4速でエンジン回転が気になる。低速ギアで引っ張る傾向がありギア選択を上げたり下げたりとATが迷っている。
・現代風にアレンジしている所が新しい魅力でもあるが往年のシトロエン好きにはちょっと物足りないといった面もあるかもしれない。