XM
新車価格帯 | 479万円-630万円 | 中古車相場 | 68万円-128万円 |
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JC08モード燃費(km/L)
10・15モード燃費(km/L) |
-
7.9 |
全長×全幅×全高 | 4710x1795x1395 |
駆動方式 | FF | 乗車定員 | 5名 |
最高出力(馬力) | 170〜190 | 排気量(cc) | 2946〜2975 |
シトロエン・XMの概要
1989年に登場したシトロエン最上級車でハッチバック型とステーションワゴン型(1991年登場)があり2000年まで生産された。サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラット、リアがトレーリングアーム。スプリングはこれまでのハイドロニューマチックから電子制御を組み込んだハイドラクティブシステムをへと進化している。1990年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。ガソリンエンジンは2.0L水冷直列4気筒SOHC、3.0L水冷V型6気筒SOHC。ディーゼルエンジンは2.0Lと2.5Lで水冷直列4気筒SOHC。ATは速度指令式でギアチェンジを速度に応じて行う。リアシートと荷室の間に1枚ガラスのパーテーションがあり、室内気密性を保つ工夫がされている。
シトロエン・XMの良い点・満足度の高い点
・とてもデザインが目立つ。車内の雰囲気もよい。
・80km/h位からスピーディーな走りを体験できる。
・高速道路に入ると別の車の様に変化する。シトロエン特有の分厚い絨毯の上を走っているような乗り心地。
・乗り心地と良い足回り。
・リアシートが使い勝手が良い。
・ドアのガラスの位置が低いので視界が広い。開放感がある。
・デザインは色あせず何年経ってもシトロエンの魅力を携えている。
余裕があれば一度は使用したい。
シトロエン・XMの悪い点・不満な点
・独特の操作性がありなれないと運転が難しい。
・ATのセッティングがよくない。日本の道路事情では日常的に不満が残る。
・とにかくよく壊れる。マイナートラブルが多い。オイルが漏れる。
・サスペンション、普通に道路の凸凹をひろうので実用的ではない。
・エンジンルームが狭いせいか熱害でよく壊れる。
・大きくてハンドルがきれない。
・この車の開発期間は短くテストが十分ではなかったためか市場に出てからよく壊れると評判になった。当時のPSAの会長が謝罪会見を開いたことでも有名で初心者はやめておいたほうが不難な車。乗るのであればATに負担がかからないように夏の暑い日の市街地走行や渋滞は比較的避けるように注意が必要。