自動車ローンにはどんな種類と特徴がある?

車はちょっとした買い物のように買うことができる値段ではないので、一括で支払うことができる人というのは少ないでしょう。したがって、ローンを利用して支払うというケースが一般的です。もし、一括で払えるギリギリの貯金があったとしても、その貯金を全額使って車を買うと貯金がなくなってしまいます。貯金がなくなってしまうと万一のときに困ってしまいますね。

 

そこでローンを利用することになるのですが、自動車ローンはマイカーローンと呼ばれることが多いので、聞いたことがある人も多いと思います。マイカーローンはディーラーや銀行で契約することができるほか、保険会社やJAなどでも契約できます。一般的に多いのはディーラーと銀行となっています。

 

これから車を新しく買うという人の場合には、マイカーローンがどのようなものかあまり知らないという人もいるでしょう。そこで、ディーラーローンと銀行ローンのそれぞれの特徴について説明したいと思います。

 

ディーラーローンの特徴

ディーラーローンは、ディーラーと名前はついていますが、直接ディーラーからお金を借りるわけではありません。ディーラーが提携している信販会社などとディーラーを通じて契約するという形です。もちろん信販会社と直接契約しても良いのですが、ディーラー経由の方が一般的に手続きが簡単になっています。

 

ディーラーローンの金利は、銀行ローンに比べるとやや高くなっており、だいたい4〜10%程度となっていることが多いです。少し金利が高く感じる人もいるでしょうが、この金利は交渉できる可能性があります。それは、ディーラーにはローンの契約を成立させると信販会社から手数料が貰えるという仕組みがあるからです。

 

金利が高ければ手数料としてディーラーが得る分は高くなりますが、一方でディーラーが得る分を下げれば金利も下げることができるということです。したがって、金利が高めに感じた場合にはディーラーと交渉してみると良いでしょう。

 

ディーラーローンの審査について

ディーラーローンの場合にも、一般的なローンと同じで審査に合格する必要があります。

 

審査では、年収、勤務先、雇用形態や過去の借入実績などが対象となります。年収については200万円を下回っていると厳しいことがあります。雇用形態については正社員でなければならないということはありません。アルバイトなどの雇用形態でもしっかりとした収入がある場合には審査に通るケースが多いです。

 

もちろん、ローンで借り入れる金額の大きさによっても審査の厳しさは変わってきます。一般的には銀行ローンと比較すれば審査は通りやすいとされています。

 

銀行ローンの特徴

銀行ローンの特徴は、ディーラーローンと比較すれば金利が低いケースが多いという点です。また、審査はディーラーローンよりも厳しい傾向にあり、審査時間も長いです。年収の照明にも源泉徴収票などの書類が必要です。

 

金利はどの銀行を利用するかによって少し異なります。多いのは2〜6%という金利ですが、場合によっては2%を下回る銀行もあるようです。また、都市銀行ではやや高く、地方銀行の方が低めの金利となっているという傾向もあります。

 

銀行ローンの審査について

銀行ローンの審査でも、年収や勤務先、雇用形態や住居年数、過去の借入実績が審査項目として挙げられます。

 

さらに、車を購入するためのローンであるというように証明するため、見積書なども必要です。ローンの使途をはっきりさせる必要があるということですね。限度額は300万円や500万円と設定されているケースが一般的です。

 

審査には時間がかかるので、1週間以上待つということもあるでしょう。ある程度時間には余裕を見ておいた方が良いです。

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