電装系とフレームをきちんと確認
中古車を購入するときにいろいろとチェックしますが、電装系というのを忘れる人が多いようです。
オルタネーターで電気を作っていますが、オルタネーターに問題があると電気が作れなくなってしまいます。走行距離でオルタネーターの寿命というのはだいたいわかり、10万キロぐらいからトラブルが発生するといわれています。20万キロから30万キロになると寿命を迎える可能性が出てきます。
もちろん電装系のトラブルというのは、すべてがオルタネーターに原因があるわけではありません。
例えば電動ドアや電動ミラーの電装系ですね。さすがにドアや窓を確認しない人はいないでしょうが、ドアミラーというのは忘れている人がいるかもしれません。別に電動ミラーが動かなくてもそれほど困るわけではないでしょうが、動いた方が便利ですし、そもそも壊れていた嫌ですよね。
オーディオも電源だけではなく、スピーカーからきちんと音が出るのか、ラジオの周波数が合わせられるのかなどを確認しましょう。カーナビもきちんと動作するのかを確認し、ETC搭載機がカードを認識しないなんてことがないようにチェックしてみましょう。
事故車かどうかを確認
試乗してみないとわからないことに、きちんと真っ直ぐはしれるかどうかという点があります。ハンドルが勝手に曲がってしまう車や、スピードを出したときに不安定になってしまう車などには乗りたくないですよね。
外装や内装をチェックすることで得られる情報は多いですが、やはり試乗してみることが一番の情報収集になります。
ちなみに試乗しなくてもわかるのが、車のメインフレームの歪みです。ドアと底辺のつなぎ目がずれていたり、ドアとフェンダーのラインの幅がおかしかったりする場合は気をつけましょう。
タイヤに関しても目で見て確認することができます。タイヤの減り方を確認すれば、どれぐらい乗っている車なのかがわかります。ひとつだけではなく、すべてのタイヤを確認することで、車が安定しているのかどうかもわかるでしょう。
車体やタイヤに違和感を感じるという車は、だいたい事故車です。もちろん事故車でも安ければ構わないという人もいるでしょうが、事故車であることを隠している悪質な販売店もあるかもしれませんので、確認は必ずするようにしましょう。