車両状態はどうやって確認する?
中古車を購入する場合には、もちろん車体のキズや状態などを確認しますよね。販売店としてもすぐにわかるようなキズは修復して売るのが当然となっていますので、素人目には車の状態というのはなかなかわからないかもしれません。
もちろん普段から車に触れている人であれば問題ないでしょうが、そうでない人は「車両状態表」というのが役に立ちますので覚えておいてください。
車両状態表には、修復歴や外装や内装の状態の評価が書かれています。車両状態図や車両状態評価書、コンディションノート、査定表などという呼び方をする場合もあります。
これは販売店の査定士が車の状態を確認し、作成したものになります。
車両状態表の見方
車両状態表を見れば、だいたい以下のようなことがわかります。
・車名、グレード、年式
・型式
・走行距離
・評価点
・色
・修復歴
・保証書の有無
・装備品
・リサイクル料金
・乗車定員、積載量
・セールスポイント
・車台番号
・検査員記入欄
・メーター交換車
車両状態表には、店ごとに独自のものが使われていることも多いですが、内容に関してはだいたい共通しています。JAAA(日本自動車鑑定協会)のコンディションチェックシートを参考までに載せておきます。
オートオークションでも、この車両状態表を基準にして車の価値というのを把握します。評価点はS〜Rの11段階で、やはりオートオークションの採点基準と同じです。
オートオークションというのは中古車販売業者が参加するオークションのことで、中古車の相場というのはこれを通して決まります。
ここに基準表を挿入
評価点が4.5以上の中古車であれば、まず問題はないと思います。もう少し低くても平気ですが、3.5未満の中古車というのは、ある程度のトラブルは覚悟しておいた方がいいでしょう。
買ったときは問題なく走れたとしても、すぐに走れなくなってしまってはあまり意味はないですよね。だいたい値段というのは状態に比例しますので、あまり安い車というのも考え物かもしれません。