トランクルームとスペアタイヤのどこを見る?
トランクルーム(テールゲート)を外側から確認することについては別の項目でもあげていますが、内側からもしっかりとトランクルームを確認しておきましょう。
トランク、リアゲート部分の確認
ボンネットと同じようにシーラーと呼ばれる防水加工が施されたトランクルームの縁の部分を確かめてみましょう。このシーラーが傷ついていたり無かったりするなら、修理をしたあるいは交換をしたことが考えられます。
次に、トランク取り付け部分にあるボルトを一つずつ確認しましょう。塗装がはげている場合はトランクをとりはずして修理交換した可能性が高いことになります。トランクルーム内の継ぎ目の確認も忘れずに行いましょう。この部分にもシーラーがありますので、傷ついていないかどうかを確認してみてください。
スペアタイヤ
スペアタイヤの確認をしっかりと行う人はあまりいないかもしれませんが、これも重要な確認ポイントです。ほとんどの車にはスペアタイヤと工具が備わっています。そして多くの場合トランクルーム下部に設置されているはずです。最近の車にはスペアタイヤの変わりにパンク修理キットが備わっていることもあるようです。
意外な落とし穴ですが、スペアタイヤがないと車検の際に検査が通りませんので、購入の前にスペアタイヤの有無をしっかりと確認しておく必要があります。スペアタイヤとはいえ、何かあったときに必要となる大切なものですから、正規のタイヤ同様に溝のチェックを行いましょう。スペアタイヤは一度はずしてみる事も大切です。
置かれていた場所はどうですか?スペアタイヤが使用されていないのにタイヤの下部がさびていたり泥がついていたりするなら水没車の疑いがあります。その場合は十分に確かめておかなければなりません。
雨や雪のときにスペアタイヤを繰り返し使用したことによって泥や汚れが付くことはありえますが、さび付くということはほとんどありません。その場合は購入を慎重に考慮するのが賢明といえるでしょう。
工具類はすべて揃っていますか?ジャッキのハンドルだけが無いということもありますので、部品が揃っているかも確認しておきましょう。