ランドローバーディスカバリー3

2005年にモデルチェンジを経たランドローバーディスカバリー３は、ランドローバー社の主力モデルとしてさらなる躍進を遂げます。エンジンはフォード製のＶ型６気筒、ジャガー製のＶ型８気筒のエンジンをラインナップして、シリーズの中で特質すべき特徴に「インテグレーテッド・ボディ・フレーム」があります。

それは、ランドローバーのオフロード性能を支える屈強なボディに対する新しいアプローチです。簡潔に説明するとインテグレーテッド・ボディ・フレームとは、ラダーフレームとモノコック構造をコンプレックス（複合）したものです。

シリーズの中でもやや革新的な要素をもちプレミアムなＳＵＶとしてグレードアップした感があります。しかしその代償としてレンジローバーの廉価車種としてのコストパフォーマンスを提供するのが難しくなりました。

価格は少なからず先代モデルから上昇しました。

とはいうものの従来のランドローバーディスカバリーよりもはるかに個性的なＳＵＶとして認知されているのも事実です。ＳＵＶか、クロスオーバーＳＵＶかで迷っているユーザーも多いと思いますが、そのどちらの要素も持ち合わせたこのランドローバーディスカバリー３を求めてみるのも一つの手だと思います。