新車購入時の楽しみ、オプション装飾について
新車を購入する時に、オプションの装備について悩むことは多いと思います。逆にそれが、新車を購入するときの楽しみの1つと言えるでしょう。オプションを追加することで、自分が使いやすく、自分だけの装備の車になるのは、新車を購入する大きなメリットであり楽しみです。
現在は以前に比較して、オプションで選ぶことができる装備は多くなりました。カーオーディオやナビゲーション、ETCなどを始めとした電子機器から、フロアマットまでを自分で選ぶことができます。また以前は当たり前に装備されていた灰皿やシガーライターは、オプションによって別の用途に使いやすくする事ができるようになっています。
このオプションの選び方次第で、実際の購入額は高くもなったり、あるいは安くもなったりします。また現在は、オーディオやナビゲーション、そしてETCなどは、高機能の値段が高いものから、最低の機能しかない値段の安いものまでを、複数の選択肢から選ぶことができるようになっています。
車を売るときのオプションの価値は
数多くが用意されている新車のオプション装備ですが、厳密にはメーカーオプションとディーラーオプションの2種類に分けることができます。メーカーオプションになるものは、サンルーフやサイドエアバッグ、HIDヘッドランプなど、車の基本的な性能に係る装備であり、後から付け足すことが難しいものです。ディーラーオプションは、それら以外の比較的簡単に装着できる装備となります。
これらのオプションの装備を考える時に少し気になるのが、自動車を手放す時のそれらの装備が、査定のプラスになるのかかも知れません。これは一概に言えませんが、人気があるメーカーオプションは、査定にプラスに働く傾向が強く、ディーラーオプションの装備は、ほとんど加味されません。それはメーカーオプションの装備は、個人の好みに関係ない装備である一方で、ディーラーオプションの装備は、個人の好みが強く影響する装備が多いからです。
そしてオプションの価値は、その車を売るタイミングに大きく関係します。もし新車で購入して最初の車検を迎えるまでの3年以内に売却するようなことがあれば、カーナビやオーディオなどのオプションも、その査定をかなり考慮してもらえるでしょう。発売から3年程度の純正品であれば、機能の大きな違いや性能の劣化がほとんどないからです。
カーナビも、最新のデーターに更新すれば、問題なく使うことができるでしょう。しかし購入後から5年以上経っているとなると、購入時にどんなに良くて高級な装備であっても、それを査定に考慮してもらうことは難しくなります。
オプション装備はそもそも、査定の事を考えてつけるものではありませんので、実際にはこれらのことは、あまり考慮する必要はないですし、してもメリットはないと言えます。
そもそもオプションは必要なのか
オプションと言う装備はその呼び方の通り、基本的にはなくても、自動車の走行性能などの基本性能には、関係ありません。つまり欲しいもの、あるいは必要なものだけつければ問題ないのです。
しかしあればより自動車が便利になる装備が多く用意されていることも事実です。また新車購入時に装着してもらうオーディオやナビが割高だと考える人がいますが、それも一概には言えません。確かに付けてもらうだけなら、その辺りにあるカーショップでもできるでしょうが、そのオプションの性能を最大限に発揮できる様に装着してもらうのは、メーカーやディーラーの右に出るものはいません。
またアルミホイールやタイヤのオプションなどは、自動車購入時に装着すれば、本来付いているホイールやタイヤの分だけ安くなりますが、後から付けるとなると、それまでついていたホイールやタイヤの保管場所や処分費用が必要になることから割高になります。