気に入った色や形で車を選ぶときのポイント
生粋の車好きの方には眉をひそめられてしまうかもしれませんが、長く、そして毎日つきあう車ですから、気に入った色や形であることはとても重要なポイントです。実際、男性女性を問わず、カラーやデザインで車を選ぶ人は少なくないのではないでしょうか。最終的な購入決めてがアピアランスではないにしても、条件の中には必ずいれていることでしょう。
とはいえ、他のショールームでの見学や試乗の際には、アピアランス以外の部分も十分にチェックしておきましょう。アピアランスを重視したばかりに、乗りにくく安全性にもかける車を購入してしまっては元も子もありません。
また数年たったら中古車として売る可能性がある、という方は、個性的すぎるアピアランスの車や乗りにくい車を選んでしまうと、思うように値段がつかないという可能性もあるので注意が必要です。
売却を考えるならスタンダードなカラーにしておくのが安全策
まず、カラーのチェックは、必ずショールームの中だけでなく、実際に外の自然光の下で確認することが大事です。その上で、もし売却時にできるだけ高い値段で買い取ってほしい、ということなら、スタンダードなカラーを選ぶか、人気色を選んでおく必要があります。
では、スタンダードなカラーとはどんな色のことをいうのでしょうか。その答えは街中を走っている車にあります。ほんの数分でいいので、車通りの多い道路の側にたって、道ゆく車の色をチェックしてみてください。ほとんどが白、もしくは黒ではないでしょうか。
といっても白や黒なら絶対に人気、というわけではありません。例えば、白の大型セダンは高級感が増すということで人気でも、軽自動車だと仕事で使っている車のように見えて人気が落ちる、というようなケースもあります。
また、黒や白でも、メーカーごとにさまざまな質感のものを揃えているので、「無難な色では物足りない」と思っている方でも、1度バリエーションを確かめてみるといいでしょう。意外に気に入るスタンダードカラーがあるかもしれません。
カタログやホームページで目立っているカラーは「安全牌」
「人気が出る色」をみこして選ぶのもテクニックの1つです。一般的に人気が出やすいのは、CM登場色、HPの車種ページのトップに出ている色、カタログの表紙にある色です。
メーカーとしても顧客を獲得するために、人気の出そうな色をチョイスしているはずですし、実際目にする機会が多いとその色が人気になる傾向があります。