10年の長期保証をつけられる中古車
中古車は誰かが既に使用したもの、買ってすぐに不具合が出てしまうのではないかと恐れる気持ちを抱くのは当然です。でも中古車の安さという魅力を捨てることはあまりにももったいない。そういう時はぜひ保証をつけましょう。中古車販売店で購入すると付けることができます。
中古車販売店では新車保証、販売店保証、延長保証の3つのタイプの保証を付けることができます。それぞれ説明していきましょう。
まず新車保証について。これは中古車の購入時に、新車保証の期間内であるならば受けることができる、エンジンやブレーキなどの自動車において非常に重要な部品に付いている保証です。期間は登録から5年以内、あるいは走行距離10万キロ以内、といった具合で決まっています。
もし新車保証の期間外で保証を付けてもらいたい時は、中古車販売店による保証を付けましょう。有料なのがネックかもしれませんが、そのお店によっては5年や10年もの長期保証があります。
保証を付けることは義務ではありませんが、購入してからあっという間に壊れてしまった場合を考えて最低半年を目途に保証を付けましょう。全ての自動車に標準で保証を付けてくれている販売店もあります。
これだけではよく分からないと言う方もいらっしゃるでしょうから実例を紹介しましょう。カーセンサーとガリバーの場合です。
カーセンサーの保証は部品点数の多さと全国での修理とロードサービスが魅力
こちらの売りはなんといっても保証でカバーされる部品点数の多さです。なんと業界最多水準の237項目!保証にかかる金額は自動車の種類や年式、走行した距離などもろもろの要素で決まります。
ひとつの目安ですが、中古車の2010年式日産・マーチで走行距離が1.8万kmの場合、2000cc以下×経過年数5年未満×走行距離50,000km以下にあたります。そうなると、保証期間が1年で2万3100円、2年で2万8350円、3年で3万5700円となるので参考にしてください。
保証期間は国産車なら3年、輸入車なら2年となっており、その期間内の走行距離に制限は課されていません。
さらに、この保証の良いところは、購入されたお店に限らず全国のお店で修理が可能な上、専用のコールセンターまで設置されています。年中無休のロードサービス付きなのでJAFに入る必要はありません。
ガリバーの保証は最長10年、期間内の修理回数無制限が魅力
こちらの保証は全車に付くのが標準で、自動車の種類や年式、走行した距離などもろもろの要素で保証期間は最低6ヶ月から最長10年となっています。
期間内の修理回数はなんと無制限!
ですが、累積修理金額には上限があり、1〜10年保証では車両本体価格までになり、6ヶ月保証では車両本体価格の半額までになります。
保証期間内は走行距離無制限!
基本の保証はエンジン、ブレーキ、ミッションなどが保証されます。プラス保証を付けると、カーナビ、オーディオ、ETC、ワイパー、ブレーキパッドなどが新たに付きます。
保証の例を出すと以下のようになります。
・エンジン故障によるスロットルボディの交換:約8万円
・エアコンが効かなくなりエアコンプレッサーの交換:約10万円
・オートマのギアが入らなくなりオートマミッションの交換:約40万円
などなど。
保証を付けておくと修理に出すとかかる膨大な金額の負担を避けられます。ですが、一部の保証には自己負担が発生する可能性のものをありますのでよくお店の方で確認してください。