中古車の定義。つまり新車とどう違うの?

車には「新車」「中古車」2種類があります。一般に知られている事は、新車はディーラで販売されている新品の車である事です。そして中古車は、中古販売店やオークションなどで売られているものです。

 

でも、実際に新車と中古車の違いや、メリット・デメリットが良く分からないと言う人も多いと思います。

 

日本全国で、売買されている車の約6割が新車・約4割が中古車ですが、欧米などでは新車よりも中古車の比率の方が多い国もあります。

 

中古車は新車よりも低価格な事により、その時々に乗りたい車に手軽に乗り換えが出来るというメリットがあります。そして、車に利便性だけを求めていて、新車にこだわらない人や予算的に新車に手が届かないという人にも中古車は魅力的です。そのような人達には、年式が新しくしかも走行距離が短いワンオーナーの中古車などがオススメできます。

 

ワンオーナーの車種は、比較的綺麗ですし、事故歴なども確認がしやすいでしょう。

 

新車・中古車の定義

「新車」とは工場から出荷されてまだナンバープレートが取り付けられていないもの(未登録の車)を指します。「中古車」とは消費者によって購入又はレンタルされ使用された自動車が、再び売りに出されたものを指します。

 

そしてもう一つ中古車の中に俗に言う「新古車」というものも存在します。販売店が「試乗車」などの名目で登録されたものなどが「新古車」と呼ばれ、一度も売買されてはいませんが、一度はナンバー登録をされた自動車という事で、区分上では「中古車」に分類されています。

 

本来は、「新古車」という言葉は使ってはいけない言葉です。

 

新車と中古車の違いは

新車も中古車も消費者の好みにより、どんな車種でも購入する事は出来ます。しかし、名車と呼ばれる車種には、すでに製造を中止されている車もあり、そういった絶版車は中古市場でしか購入する事は出来ません。

 

価格面では、当然新車の方が高額になりますが、中古車でも状態の良いものや、人気のある絶版車などは高額で売買されています。同じ車種でも、グレードというものがあり、ワンランク上の車を選びたいのならば、中古車にするという買い方もあります。

 

中古車は過去に何人のオーナーがいるのかにもより、車の状態は大きく変わってきます。丁寧に乗りこなす人の車は綺麗ですし、乱暴に扱っていれば状態は良くないです。そう言った点でいうと、中古車はいわゆる「当たり・はずれ」というものがあるように思います。そう言った事を見極める事はなかなか素人には難しい子事ですが、販売店のプロの方に色々と相談し、是非とも「当たり」の車を探したいです。

 

新車と中古車の維持費は

中古車の維持費は、新車よりも高いのではないかと思われがちですが、実際はどちらも変わりません。ただし、「はずれ」の車を購入してしまった時は、修理費が維持費以外にかかってきます。

 

それ以外ならば、中古車は購入時の「自動車取得税」も安くなりますし、価格が50万円以下であれば取得税自体もかかりません。最近の車はみな品質が良いので、10万キロを超えていても問題なく走ります。

 

年間の維持費については、燃費が大きく左右すると思います。燃費は乗る車の排気量などにより違いが大きくなりますが、新車と中古車といった違いはあまりないと思います。

 

新車を購入した場合は、次に売買する事を考えて大切に乗る事を考えた方がよいですが、中古車に関しては、元が安いという分で次に売るという事はあまり意識せずに乗る事ができるのではないでしょうか。

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