スパイダー

イタリアの自動車メーカーマセラッティ社製造のオープンカーである。排気量４２００ｃｃ、後輪駆動、ＮＡエンジンで最大３９０馬力・トルクは４５キロを発生させる。トランスミッションは、マニュアルとオートマチックが用意され、そのままグレードも二種類となっている。

排気量４２００ｃｃ、３９０馬力、４５キロとのスペックとしながらもオープンカーにしたその心意気にあると思う。オープンカーでは言うまでもなく、剛性が落ちてしまう。それ相応の補強を施したにせよ、そうでないものとの剛性にはかなりの差が出てしまう。ましてこのスペックである。

もちろん、その事も踏まえられているであろうがオープンという開放感、走りの爽快感を求めたマセラッティという会社の走りへの心意気、モノづくりへの挑戦を強く感じる。運転席＆助手席だけでなく、サイドエアバッグが標準装備されている点。

やはりリアのデザイン性。どうしても好きになれない。ホンダ社のプレリュードもこのようなデザインだったような･･ボディ剛性の低下。オープンカーという性格上仕方のないことだが。仮にこの同じ車種でオープンとそうでないものを選択するとき、個人的にはオープンでないものを選ぶ。