日本でも人気の高い高級外車・BMW
言わずと知れた高級車BMWは、バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(Bayerisch Motoren Werke)の頭文字をとった、ドイツ、バイエルン州に拠点を置く世界でも最大規模の自動車メーカーです。
頭文字にあるBがドイツのバイエルン州を表しています。BMWの代表的なデザインでもあるキドニーグリルは、独創的な形状グリルで人々の視線を惹きつけます。BMWは、例外を除き全てキドニーグリルが車の顔ともなっています。高級車であるのスポーティーな傾向も強く、販売されているのは駆動方式がFR、4WDの自動車のみです。
しかし、現在では主流となっている駆動方式のFFにも力を入れており、MINIなどに技術を活かしています。また、モータースポーツに参加している歴史も古く、ツーリングカーレースといった大きな大会での世界的な活躍が取り上げられることも多くあります。
BMWが現在の地位を確固するまでの歴史
第一次世界大戦前に、ドイツバイエルン州にあった航空機のエンジンメーカーがBMWの起源となります。このエンジンメーカーの名称が、バイエリッシュ・フルークツォイク・ヴェルケ(BFW)であり、そこから1922年にバイエリッシュ・モートレン・ヴェルケ(BMW)に改称され現在のBMWに到っています。
BMWでは、当初オートバイの製造から始め、次第に自動車のモーター、本格的な技術開発に取り組み生産性を上げていきました。
しかし、第二次世界大戦でドイツが敗戦したことをきっかけに、経営は一時危うい状態に陥った事もありました。苦境に立たされていたBMWですが、1962年に1500シリーズを世に出して以来、自動車メーカーとしての成功を収め、自動車の斬新なデザインと存在感で人々を圧巻し現在の地位を不動のものとしました。
また、この時期に開発されたFRスポーツサルーンへのこだわりは今の時代にも引き継がれています。
ドイツ車の代表格・高額買取が望めるBMW
ドイツ車という外国車ですが、BMWは日本国内でも知名度、人気度ともに1を争うほどの高いブランドです。現在代表的なBMWのモデルは、様々なシーン別に用意されています。
手軽に乗車できるコンパクトカークラスの1シリーズを始め、スポーティなタイプの3シリーズやセダン、 ステーションワゴンなどの5シリーズなどがあり、車に乗る人の望みを満たしてくれます。
その他にも、クーペやカプリオレの6シリーズ、セダン7シリーズ、Xシリーズなど幅広くBMWファンにはたまらないほどの豊富なモデルが揃っています。BMWは、操縦の安定性はもちろん、乗り心地の良さ、BMWならではの少しゴツゴツとした独自のハンドリング感覚などが多くのファンから支持を集めています。
コレクターが多いのもうなずけます。
買取では大衆的な車種から、絶版となっているレアなモデルまで広く需要があります。その中でも流通量が比較的多いのが、BMWの1・3シリーズです。定番カラーのブラックもしくはホワイトであれば更に人気が高いため需要がアップします。尚、BMWは高級車なので、査定に影響するのは車内全体の清潔度です。
査定に出す前は、必ず車内をきれいに保つようにしておきましょう。