セダンタイプよりミニバンタイプが人気の軽自動車
車にはトレンドがあります。あまりトレンドばかりを理由に車を買い替えるのは正しい方法ではないかもしれませんが、人気の車種というのはそれなりに理由があって選ばれているものですから、参考にはなります。
トレンドということでいうと、場所をとらず運転しやすいコンパクトな車が人気です。コンパクトカーといってしまうと、一般的には軽自動車ではなく、普通自動車のコンパクトなタイプを指しますが、もちろん軽自動車も人気。さらに、軽自動車の中でも「ミニバン」タイプが支持を集めています。
軽自動車ながら広い室内空間を実現した「スーパーハイトワゴン」
軽自動車というと、車の全長や幅だけなく、高さも低く、例えば大柄な男性が運転するにはちょっと窮屈、といった感じのイメージがあります。が、ここ数年継続的に人気の軽自動車は「軽トールワゴン」。ミニバンの1種ではありますが、車高が通常よりも高くつくられているのが特徴です。例えば「○○○○mm以上が軽トールワゴン」といったような明確なライン引きは難しいのが現状ですが、だいたい1550mmをこえる車高のものをいい、1550mmのものは軽セミトールワゴンと区別することもあるようです。
さて、ここでとりあげる軽トールワゴンは、中でも車高が1700mmをこえる「スーパーハイトワゴン」です。なんと2014年には日産と三菱から低燃費で乗りやすい軽自動車なのに広い、をコンセプトに新しいスーパーハイトワゴンを発売開始するということで、モーターショーの段階から人気が白熱しています。
スーパーハイトワゴンなら身長が高めの方でもストレスなし
先に、トールワゴン、セミトールワゴンのおおよその車高分類について触れましたが、同じトールワゴンに類するものでも、セミトールワゴンの1550mmとスーパーハイトワゴンの1700mmでは15cmの差があることになり、実際に乗ってみた感じが相当違うのでは？と予測できます。軽自動車を選びたいけれど身長の高さがネック、という方でも、スーパーハイトワゴンなら十分選択肢に入るのではないでしょうか。
