新車購入計画から納車までの流れについて
新車を買いたいと思っている人はいろいろ考えているかもしれませんが、高価な買い物ですので、時間には余裕をもちながら買うようにしたいものです。
特に初めて買う場合には、車検や故障といったような理由がないので、あまり時間に制約がないはずです。したがって、焦らずにしっかりと計画的に買うべきでしょう。また、車検や故障といった理由であっても、期限にとらわれすぎると失敗するケースもあります。車検ならば半年前から準備を始めるなどしておけば安心です。
実際に新車を買うときの流れ
どのような車を買うことにするか、車種などが決まった段階でディーラーに見積もりを依頼します。その後契約を行うことになりますが、最初の見積もりから納車してもらうまでにはある程度の時間があります。
・複数のディーラーから見積もりをもらう
・値引きのための最初の交渉をする
・値引きのための2回目の交渉をする
・最後の交渉をする
・契約を交わす
・納車される
最初に見積もりをもらった段階で値引きせずに買ってしまうという人もいるかもしれません。しかし、車を買う際には値引きできるということが多いです。特に2〜3月のように決算時期が近づいてくると、販売促進のために大幅な値引きも期待できます。
値引きのための交渉には抵抗を感じるかもしれませんが、できれば、複数回交渉したほうが良いです。あまり手ごたえがないなどの場合でも、何度か粘ると安くなるというケースもあるのです。
実際に契約に至ると、納車してもらうまでにはさまざまな手続きをします。例えば車庫証明などの手続きですが、必要な書類を揃えるためには平日に休暇を取るなどして準備が必要な場合もありますので、あらかじめ予定には気を付けておきましょう。
準備から納車までのシミュレーション
もし値引き幅が大きく期待できる3月に車を買いたいと考えている場合には、3月にディーラーへ行くと遅いです。契約に至るのが4月より先になってしまうので、できれば1月ぐらいから始めたいところです。
新車をできるだけ安く買うというシミュレーションをしますが、もし時間にどうしても制約があったり、値引き交渉はどうしてもできないという人は、それぞれのタイミングで買うと良いでしょう。
複数のディーラーから見積もりをもらう
まずは情報収集です。買いたいと思っているディーラーで見積もりをしてもらうだけでなく、ライバル車のディーラーからも見積もりをもらっておきます。
見積もりをもらったら、焦らずにいったん待ちます。そうしていれば、ディーラーから連絡が来るでしょう。連絡が来たら、値引き交渉に向かいます。
各ディーラーで値引きのための交渉をする
それぞれのディーラーから連絡がきたならば、値引きのための交渉をします。万が一連絡が来ないような場合には、値引きは期待できないと考えた方が良いです。本命のディーラーでなければ、候補からは外します。
もしディーラーが車を本気で売りたいと考えているならば、必ずアプローチがあります。このような場合にはチャンスではありますが、上から目線にならないように気を付けましょう。低姿勢で交渉する方が印象が悪くならず、値引き効果も期待できます。
最終交渉をして契約
ある程度値引きのための交渉をして、もうこれ以上は難しいという状況になれば、最終交渉です。他に無料サービスなどを付けられないか等の交渉をして、納得できた段階で契約を交わします。
ここまで値引きのための交渉について説明してきましたが、実際には難しいと感じるかもしれません。人それぞれですので、自分が納得できるところで決めるというスタンスで構いません。ディーラーとの関係を悪くしてまで交渉する必要はないので、あまり必死になり過ぎないように注意しましょう。
納車の前後
契約を交わしたら、いよいよ納車の時がやってきます。一般的には数週間で納車されるでしょうが、人気のある車ならば2〜3ヶ月かかってしまう場合もあるでしょう。もし、人気のある車を狙っているのであれば、もう少し早めに動き出した方が良いかもしれませんね。
待ちに待った納車の時が来たら、まずは確認作業です。契約したとおりのものになっているか、オプションなどに間違いはないか等、注意して確認しましょう。
また、ようやく新車が来たというときには気分が高揚しているので、事故を起こさないように十分に注意しましょう。