新車を購入する時どんな費用がかかる?
車を購入する場合、車両本体の金額を支払うだけでは、車は購入できません。車両本体の金額以外にも、諸費用というものがあるからです。おおよそですが、諸費用は購入する車両価格の1割〜2割になるとお考え下さい。
車両本体の価格が上がればそれに比例し、諸費用の金額も高額になって行きます。それは、新車でも中古車でもどちらの場合でも同じ事が言えます。ですから、単純に車両の価格を見て予算を決めてはならないのです。表示されている車両の価格は、実際に支払える金額の7〜8割に抑えなければならないのです。
今は軽自動車も色々な機能が充実している為、どの車種もかなり高額になっており、諸費用の事を考えると、予算があまりないという方には、新車の購入はなかなか難しいかも知れません。
しかし、色々を情報を集めて探せば、質の良い中古車も世の中にはたくさん出回っていますので、あきらめずに良い車両選びをし、気に行った車を予算内で購入できるように頑張って下さい。
車両購入時の諸費用とは
ひとくくりに「諸費用」としていますが、諸費用とは税金と諸々の手数料の総称の事言います。詳しくは次項をご覧下さい。
各種税金・保険
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料
・自動車取得税
・消費税
上記の税金・保険は法律で定められている費用となるために、どのような販売店で購入しても必ず支払わなくてはならない料金です。ただし、中古車の場合ですと購入金額により(購入金額が低いと)自動車取得税はかからない場合もあります。
一概に税金と言っても、車両の排気量や重量により、税金は細かく定められています。当然、大きな車両になればなるほど税金も高額になってくるのです。その点も良く考慮されて車選びをして下さい。
登録費用等
・検査登録代行費用
・車庫証明代行費用
・納車費用
・預かり法定費用
・ナンバープレート料金
・自動車リサイクル料金
・希望ナンバー申し込手続き代行費用
・下取手続き代行費用・査定料
上記のようにたくさんの費用がかかります。ほとんどの方が、販売店に任せきりにしている部分でもあると思いますが、上記の費用をご自分でする事で代行費用の節約も可能なのです。
そして、この代行費用と言われる部分は大手自動車メーカーなら大体は決まっており、通常は2〜3万円ほどの常識的な金額であると思われますが、粗悪な各販売店になりますと、かなり上乗せされ時には10万円を超える金額を請求される場合もあるようなので、販売店選びも充分注意し、信頼出来るお店を選んで下さい。
販売店は値引きにお客さんの注意を向かせつつ、値引きにより減らした金額をこういった諸費用に上乗せして利益を守る場合もあります。
車を買う場合、値引きにばかり気を取られる事なく、実際に自分が支払う金額がトータルでいくらになるのか、諸費用が法外ではないか、不明な料金の項目はないか…という事をしっかりと把握し、納得して購入できるように努めて下さい。