シルバースパーウィズディビジョン

シルバースパーウィズ・ディビジョンは、シルバースパーの派生系機種として1995年に登場してきました。

ディビジョン（Division）とは、「分けられた状態」という意味で、最大の特徴として前席と後席の間にガラス製の仕切りが設けられています。これによって後部座席に独立した空間性を作り出すことができます。

このウィズ・ディビジョンは、ベースのシルバースパーとツーリングリムジン（パークウォード）の間のモデルとなり、ホイールベースを360mm延長して、ツーリングリムジンほどではないけれど広々とした空間が出来上がってます。価格もその二つの中間で3200から3600万円ほどとなっています。

存在意義としては、独創的でユニークなガラスの仕切りという付加価値とシルバースパーとツーリングリムジンの間の大きな価格差を埋めるモデルとしてとらえるのがいいでしょう。

シークレットな内容の会話で盛り上がりたいときに、運転手に聞かれたくないものです。そんなときにガラスの仕切りのような空間断絶装置があれば運転席に気兼ねすることもなく会話が弾みます。

シルバースパー・ウィズ・ディビジョンはどんな車よりも上質な後部座席空間を提供してくれるでしょう。