査定士は細かいところも見ている?

中古車一括査定にサイトから申し込みをすると、すぐに大まかな査定額がレスポンスされて驚いた方も多いと思いますが、彼ら査定をする人間はどのような判断で依頼された査定金額を提示してくるのかを説明させていただきたいと思います。

 

彼ら査定をする査定士は、あなたが送った、車名・グレード・距離・車体色から、彼ら査定をする側の評価や相場一覧表などの資料から大雑把な価格を割り出して、価格を連絡してくるのです。

 

その際に価格にムラがあるのは、得意分野とそうでない場合もあるので価格上下、いわば高額査定が存在していると思っていても何等問題はありません。

 

では、次に大雑把な査定額から高い査定金額を提示した、業者を実際に呼んだり、店頭を訪問したりして正確な査定額を決定してもらう時に、彼ら査定士はどこを見て査定の判断をくだすのか、良い買取会社とは何かを掘り下げてみましょう。

 

査定士が最初に調べるのは車体全体を見渡して、大まかな外装のスリキズ、キズやヘコミを確認して車体の展開図に軽くチェックをしていくのが最初の段階です。その時に慣れている熟練の査定士であれば、外装を見ながら、ドアなどを開けて同時に大雑把な車体ドア開け閉め状態確認や内装の汚れなども確認していきます。

 

では、この様子をみている側の私達(査定を出す側)は、何をするかといえば、査定士がドアの開け閉めをしている様子などを見て、ドアノブをドアを閉めるときに手放ししていないか、ドアを閉めるときに右手でドアを閉めるときに左手を添えて大きな衝撃を加えて、大きな音を出さないようにしているかなどと査定士が自動車を大切に扱える技量があるかどうかも確認すべきです。しっかりしている会社ならば、必ずそのように教育されているからです。

 

大雑把な査定をした後に査定士はエンジンルームなどを調べて、エンジンの異常なオイル漏れや事故の修理跡がないかを確認していき、それが終了すると、ドアなどの交換がされていないか下回りや、重要骨格のフレームなどの損傷がないかを全て確認していくのです。

 

勿論、その細々と査定している時に、点検記録簿などを同時に目を通しながら走行距離に対しての異常な劣化がないかも判断しています。

 

査定士の特徴としては、自動車の経過年数や距離に対して機敏に反応して、内外装が綺麗な場合は基本査定に対して加点をしますし、内外装が汚れている場合は減点を加えて行きますので、オンライン査定の状態から、実際に現物の車体を見せて査定をする場合には、十分な洗車をしてから査定してもらうことも最高査定を引き出す早道だといえます。


このページの先頭へ戻る