新車購入の予算はどうやって立てるべき?

車の購入を考えた時に、まず始めに考えるべき事と言えば購入金額(予算)でしょう。これは新車・中古車どちらを購入する場合でも同じ事が言えますが、まずは予算というものを決め、そこから予算に見合う車を探し出さなければなりません。

 

車を購入された事のある方ならばご存じかと思いますが、車を購入するには、単に車体に表示されている金額を支払えば良いというものではありません。車の購入には、「車両本体価格」と「諸費用」という2種類の費用がかかるのです。これはどの車を購入しても同じ事が言えます。

 

車両本体価格とは言葉の通り、車両自体の価格という事になります。新車の車両本体価格はメーカーにより決められておりますが、購入時に営業所での値引がある場合もあり(決算時期などに良くあります)値引き額を引いたものが、実際の車両本体価格となります。

 

中古車は、年式・走行距離・事故歴の有無などにより各々に査定がかけられている為、決められた金額というものはありません。通常、店頭に置かれている車両にはフロントガラスに車両価格が表示されている場合が多いです。

 

車両本体意外にかかる費用

 

車の購入に必要となる車両本体以外にかかる費用、総じて諸費用と言われますが、諸費用はおおよそ購入する車両の2割〜3割と言われています。

 

諸費用の内訳は
(税金)
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料
・消費税

 

(その他手数料)
・オプション料金(オーディオ・カーナビ等)
・登録費用
・車庫証明費用
・納車費用
・下取り費用
・リサイクル料金
・任意保険
・ローン金利(ローン利用の場合のみ)


上記の(税金+その他手数料)を車体価格に合わせたものが最終的に支払う金額となるのです。

 

任意保険は強制ではありませんが、もしもの場合を考えて、通常は皆、加入されているようです。任意保険の場合、保険会社により金額にバラツキがあり、被保険者の年齢などでも保険料に違いがありますので、色々な保険会社などを比較し検討される事が良いと思います。

 

今はネット保険などもあり、保険料もだいぶ抑えられているようです。

 

上記の事から、車両の購入には、車両本体価格の130%ほど(100万円の車両価格であれば130〜140万円ほど)の予算を見なければならないのです。

 

新車の値引きはどれくらいできるのか

新車で購入する場合は、車両価格も高い分、出来れば大幅な値引きを期待したいところです。実際に値引きの額というものは、営業所ごと営業マンごとに決められていて、最大値引きは何割までという決まりがあるようですので、最大値引きの額ギリギリまでの値引きを狙えたら良いですね。

 

通常は、最大でも車両価格の17%くらいと言われています。

 

値引きに気を取られ過ぎていると、実際の購入時に下取車の査定額が下がっていたり、諸費用など他の料金が上乗せされてしまうという事があるかもしれません。
それは営業マンが、車両値引きにより減らした金額を、諸費用などの他の部分に上乗せし、購入金額のトータルを調整により、あたかも大幅な値引きに見せかけるという場合もあるからです。

 

ですから、新車を購入する際は、トータルの支払額がいくらになるのかと言う事をしっかりと確認しなければなりません。


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