車の外装はここを見よう

中古車の購入時は以下のポイントを参考に、ボディやバンパー等鉄板部分の確認を行ってください。また車は左右対称に作られているので、よくわからないという場合は同じパーツで左右を見比べてみてください。もし修理や交換がされていると、左右異なっていますのですぐにわかるでしょう。

 

確認ポイント:ボディ

ボディ全体

大切なことは、晴れた日の日中にチェックを行うということです。曇っていたり、暗くなってからだと小さな傷や凹みを見落としてしまったり、ボディのカラーも違う色に見えてしまいます。必ず天気が良い日の明るい時間帯に確認するようにしましょう。

 

次に、第一印象も大切になってきます。まずは、細かいところを確認する前に、車全体を見るようにします。そうすると、細かい点にとらわれず全体的な印象を見ることができます。

 

傷や凹み@:ボンネット・フロントガラス

車のフロントにあたるボンネットは車の顔であり、また車の前面に位置しているため一番傷が付きやすいパーツでもあります。特に高速走行での飛び石で小さな傷がついたり、凹みができてしまうことがあるので、近づいてみるようにしてください。また斜めぐらいからみると、光の反射などでよく見ることができます。

 

フロントガラスに大きな傷が入っていることはありませんが、近くでみると飛び石で小さな傷が入っていることもあります。小さな傷だったとしても、フロントガラスの傷は温度差で広がってしまうこともあります。そのため小さな傷を気にしない方でも、注意するようにしましょう。

 

傷や凹みA:ドアパネル・ミラー

最近の車はドアロックも、鍵穴に差し込まなくていいものが多くあります。しかし、中古車購入の場合は念のため鍵の差し込み口付近の傷も確認するようにしてください。ぱっと見わからないかもしれませんが、斜めから見ると光の関係で傷がある場合は見えるでしょう。

 

またガラス部分も傷がないのか確認してください。カーフィルムが貼られていると傷が見えづらいので、角度をずらしてチェックしてみてください。

 

ドアミラーは、駐車するときや走行中にぶつけやすいパーツです。目視で簡単に傷の確認はできますが、見逃さないように近くで見て確認してください。

 

擦り傷:バンパー

外国では「当てるために付いている、それが当たり前」と言われているくらい、運転する時に擦り傷を作りやすいパーツです。車の状態はとてもよく、バンパーだけに擦り傷がある場合はあまり傷を気にしない方が良いかと思われます。もちろん、傷が全くない車が一番良いのですが、新車を購入するわけではありません。多少の妥協も必要でしょう。

 

歪み・動作確認:ルーフパネル・アンテナ

ルーフパネルは見えないところなので、確認を怠ってしまいがちですが要確認の項目です。もしルーフパネルに歪みがあるようなことがあれば、過去に大事故を起こしている可能性があるのです。そのため、傷が気にならないからといって確認をしないということは、しないようにしてください。

 

天井にアンテナがある場合は、動作確認をきちんとしてください。のちのち、洗車の時や小さな立体駐車場を利用する時に、動かず不便な思いをすることになってしまいます。


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