車の側面をきちんと確認しよう

車を安く買おうとするなら中古車を買っていくことになりますが、できれば品質が高いものがいいです。しかし、ぱっと見ただけでは内部の機能はわからないのですが、しっかりと注意点に気をつけてみることで確認をすることができます。

 

例えば事故車を修理して販売している場合だと側面衝突によって事故を起こしてしまったものがあります。こういったものは買ってから使い勝手が悪いと気づくものです。そういったことになる前に購入前に念入りにチェックしていくことで問題を避けることができます。例えばドアであればドアを閉め切った状態でドアの周辺に隙間や違和感がないかを確かめます。

 

ここで大切なのはドアとドアの隙間であったりフェンダー各種とのかみ合わせです。ドアの隙間は均一になっているのですが、ドアにゆがみがある場合は遠くから見ることで認識することができます。

 

またフェンダーの部分はかみ合わせだけでなく浮いていないかどうかもチェックしていくことが肝心になってきます。この時側面だけでなくすこし斜めから見たときに浮いているのがわかるというパターンがあるのでいろんな部分を確認していくことが肝心になってきます。

 

またドアの部分は傷やへこみができている場合もあります。しっかりとした業者がドアパネルの入れ替えたり、フレームを取り替えているので大きな損傷になることは少ないのですが、ホイールアーチと呼ばれる部分が傷が残りやすいという特徴があるためしっかりとチェックすることが必要です。

 

ホイールアーチの傷はフェンダーの部分にも影響を及ぼす場合が多いので、ホイールアーチが傷ついていたらフェンダーの確認を、フェンダーが傷ついているとホイールアーチの確認を行うことで相互の傷をチェックしていくことができます。

 

ボディの下にはサイドシルと呼ばれる部分があるのですが、実はこの部分は普段は傷がつかない部分なのですが、ここに傷が付いている場合その車は修理をした可能性がとても高いです。

 

そのためサイドシルに傷があった場合は事故修理車である可能性が高いため全体をしっかりと見直すことが大切になってきます。

 

また事故修理車かどうかを確認する方法はほかにもあります。例えばドアパネルを構成するボルトの塗装がはげていると事故修理をした可能性が高くなります。ドアは頻繁に開け閉めしますが、ボルトの部分まで触る人はほとんどいませんのでボルトが触られたことがあるということは間接的に修理がされたということにもなってきます。

 

ほかのチェックポイントとしてはセンターピラーという部分をチェックすることも肝心です。センターピラーというのはドアとドアの間にあるフレーム部分のことですが、最近ではピラーレスといってセンターピラーがない車というのもあります。

 

センターピラーがある車で側面事故を起こすとドアパネルと一緒に衝撃を受けますが、ダメージの大きさによってはサンターピラーが曲がってしまいますこのセンターピラーは車を支えているパーツの一つなので修理していると修理後の車が非常にもろくなっていまいます。

 

センターピラーを修理するうえでほとんどが入れ替えのため溶接痕を探すことでセンターピラーが入れ替えられたものかどうかを確認することができます。車種によってはスライドドアのタイプがありますが、これを確認することでも側面事故や重大な問題があったかどうかをチェックすることができます。

 

中古車でも購入するならば軽度事故や買い替えで売却された車を買いたいものです。そういった車を買うにはこれらのチェックポイントを一つずつ確認していくことで完全ではありませんが、どういう経路で販売されているかを知ることができます。


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