中古車だって試乗してチェック!

車を購入するときには、試乗をして乗り心地を確認するのが大切です。車というのは見た目だけではわからないことも多く、一見問題がないようでも、試乗をしてみたらトラブルに気づけたということもあるでしょう。

 

販売店によっては試乗を嫌がられる場合もあるかもしれません。ただ単に対応が悪いだけの店なのか、試乗されると車に問題があるのがバレてしまうのかわかりませんが、そういった店では購入しない方がいいと思います。

 

もちろん物理的に難しい場合など、理由があって断られた場合は仕方がありません。

 

試乗といっても、ただ単に乗ればいいだけではなく、気をつけなければいけないポイントがあります。どこをチェックすればいいのかを紹介しますので、試乗をするときに思い出してください。

 

敷地内での乗車チェック

販売店の敷地内でしか試乗できないという場合には、以下の点に注意して試乗してください。

 

まずは運転席の座り心地をチェックしましょう。特に長時間運転する予定がある人は、地味なようで座り心地というのは重要です。同じように助手席や後部席にも座ってみて、快適に座れるのかどうかを確認しておきましょう。

 

次にエンジンをかけて、エンジン音に問題がないかをチェックします。難しいように思えますが、回転数が安定していて、ムラがなさそうであれば、とりあえずは問題ありません。アクセルやブレーキの踏み具合もよくチェックしておきましょう。

 

他にもウインカーやワイパーなど、動かせるものはとりあえず全部動かしてみましょう。ついでにカーナビやオーディオ、ETCなどもチェックしておくといいかもしれません。

 

最後にタイヤの確認も忘れないようにしてください。タイヤの状態というのは、溝の減り具合でどれぐらい使い込まれているかがわかります。ひとつだけのタイヤではなく、すべてのタイヤを確認して、車のバランスが崩れていないかもチェックしてみてください。

 

公道での乗車チェック

可能であれば、実際に行動で走らせてみるのが一番理想的です。

 

まずは視野の確認をしましょう。座高や視野の広さというのは人それぞれですので、自分に合っているかどうかは重要です。もし視野に違和感を感じるのであれば、その車はやめておいた方が安全かもしれません。

 

ハンドル操作もよく確認する必要があります。ハンドルが勝手にどちらかに曲がったり、スピードを出すとブレたりする車は危険です。直線道路でハンドルを手に添えるだけで運転してみて、まっすぐに走らない場合はアライメントがおかしくなっています。事故車に多いので注意が必要です。

 

ギアの入り方がスムーズかどうかのチェックも忘れないようにしてください。オートマ車であっても、ドライブだけではなく1や2に入れてギアチェンジのときのショックやエンジンブレーキの利きを確認しましょう。

 

他には段差やカーブを曲がるときのサスペンションの吸収力、異音などを確認できれば理想的ですね。


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