XKクーペ

1996年に販売を終了したジャガーのXJ-Sですが、その後継として登場してきたのがXKです。展開はクーペとコンバーチブルで、ジャガースポーツカーの中では最大のヒット作として名高いといえるでしょう。

エンジンはV型8気筒のものが採用され、4.0Lから4.2Lまでの展開になっています。最大トルクは56.4kg・m/3,500rpmで、最高出力は406ps/6,100rpmにまで達しています。

1996年から発売され、2006年にモデルチェンジされるまでに幾たびもマイナーチェンジを繰り返し、エンジン、外観デザインなどに改良が加えられ続けています。この10年間に10万台近く販売台数を伸ばしていたので、顧客のニーズをうまく汲み取って開発・改良を重ねていたことがわかります。

2006年にXK・XKRとしてリニューアルされました。デザインはXJなどのデザインも担当したイアン・カラムによるもので現代ジャガーにとって象徴的なデザインとなっています。

ジャガーといえば、動力性能や運動性能という本来の車の醍醐味といえる部分で勝負する自動車メーカーだということです。そしてスポーツカーの真髄を堪能したい方は、ぜひこの現行モデルのXKを試してみるといいと思います。