神奈川には、東名高速道路と圏央道(首都圏中央連絡自動車道)を結ぶ「海老名ジャンクション」があります。2015年の3月には寒川北IC~海老名JCT間も開通し、さらなる交通ネットワークの充実に期待が高まっています。
しかし、海老名ジャンクションは利用者の間で非常に評判の悪いJCTとして有名です。海老名ジャンクション周辺では慢性的に渋滞が起きており、歩いたほうが早いのではないかと思うほど自動車の流れが完全にストップしているのです。
一体何故このような大渋滞が頻発しているのでしょうか?
所在地 |
神奈川県海老名市社家 |
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供用開始 |
2010年2月27日 |
所属路線 |
東名高速道路 |
接続路線 |
首都圏中央連絡自動車道 |
海老名ジャンクションで渋滞が多発してしまう最大の原因は、連絡路が一部1車線しかないことです。
午後の時間帯になると、海老名ジャンクションには東名上り・小田原厚木道路上り線から圏央道へ向かう車が大量に流れ込みます。2車線あればスムーズに進めるのでしょうが、1車線しかないので、ここで多くのドライバーがストップを余儀なくされます。しかも極端に短い合流部が「減速波」を引き起こし、渋滞を加速させる始末です。
まるで渋滞を狙って作ったとしか思えないほどずさんな設計に、あきれ返る関係者も少なくありません。2車線にするスペースが十分あるにもかかわらず、何故1車線にこだわったのでしょうか?
ちなみに、海老名ジャンクションを管理しているNEXCO中日本は、「安全性を重視して設計した」とコメントしています。ジャンクションの中には2車線の所もあるのですから、言い訳と受け取られても文句は言えないでしょう。
仮に拡張工事に着手しても、渋滞が解消されるまで何年待たされるか分かりません。高速道路の利用者は、もっと国交省に怒りの声を上げるべきなのです。
・東名を走ってると海老名ジャンクション付近で突然渋滞が現れるからビックリするよ。
・昔はここまでひどくなかったんだけどな。中央道と繋がってからだよ、渋滞するようになったのは。
・明らかな設計ミス。普段自分で車を運転しないような奴が設計するからこんなことになる。
・高い交通料取っといてこれかよ。マジで担当者は責任取れ。
・設計途中で気付いた人も絶対いたはずだ。上司に意見を言えない組織の風土に問題があるよ。
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