ドイツの自動車メーカー・メルセデスベンツといえば、世界的にも有名な高級車ブランドです。しかし2015年3月18日、メルセデスベンツはエコカーであるPHV(プラグインハイブリッド車)市場への本格参入プランを公表しました。
声明によると、今から2年後の2017年までに新たなPHVを10車種発売するとのこと。実に、4ヶ月に1車種という驚異的なペースでの連続リリースです。
具体的な10車種の情報はまだ公表されていませんが、そのうちの一つはジュネーブモーターショー15で展示されたV-isionをコンセプトモデルにした新型Vクラスのバンになるとみられています。
メルセデスベンツの積極的な経営方針に驚きの声を上げる関係者が少なくありません。
意外に思われる方もいるかもしれませんが、メルセデスベンツがPHVに関与するのはこれが初めてではありません。
2014年11月には、新型Sクラスの「S550プラグインハイブリッドロング」をリリース。そして欧州では、もうじき新型CクラスのPHV「C350 e」が発売される予定です。(日本市場での発売は2015年下半期予定。)
モデル名 | S550プラグインハイブリッドロング | C350 e |
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エンジン | V6 3.0L ツインターボ | 2L直列4気筒ガソリンターボ |
最高出力 | 333PS | 214PS |
最大トルク | 480Nm | 35.7kgm |
燃費 | 16~30km/L程度 | 最大47.6km/L |
価格 | 1590万円 | 750〜800万円前後 |
PHVの長所は、外部電源から直接充電できることです。一般的なハイブリッド車よりもランニングコストを大幅に安くできるうえに、排ガス性能の高さも魅力的です。
アメリカの一部地域ではハイブリッド車をエコカーの定義から外す案が持ち上がっており、多くの自動車メーカーがPHVの重要性を認識しています。地球環境保護が世界的に叫ばれている今、メルセデスベンツのエコカー攻勢は自然な成り行きといえるのかもしれません。
・デザインがなかなかスタイリッシュだね。乗り心地も良さそうだ。
・発売が待ち遠しいよ。
・燃費効率をもう少し改善して欲しいな。
・最近はガソリン代が高騰してるから、こういう車種が増えてくれると嬉しいね。
・これからいろんなメーカーが続々とエコカー市場に参入するんだろうな。
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