新車購入時の値引き率の相場は20%〜30%

新車を購入する時には必ずと言っていいほど、ディーラーは値引きをしてくれます。逆に、掲示されている価格で購入するのは「愚の骨頂」と思うべきです。ただし、やみくもに値引きを依頼しても限界というものがあり、相場以上に固執すると却ってディーラーに反感を持たれて、普段はしてもらえるサービスが無くなる可能性もあります。

 

なお、値引きの対象は車両本体に対するものと、オプションに対するものがありますが、どちらも20〜30%が限界と心得ておくことです。それと、事前知識として、型落ちが決まっているモデルは値引き幅が大きくなり、逆にフルモデルチェンジした車の値引きは大して望めないということを頭に入れておくことも必要です。

 

また、3月や9月といった販売ピークになるシーズンはディーラーの販売目標も上がるので、値引きが多く望める時期でもあります。

 

現実的な値引き額

どれだけ値引きしてもらえるかは、ディーラーとの交渉次第でもありますが、プロのネゴシエーターでもない限り、限界まで望むのは難しいのが実態です。

 

そこで、一般の人が値引きできる妥当な金額というのは以下に掲載されている金額が基本になります。2014年版の国産&輸入車選びの本(交通タイムス社)に載っていた値引きガイドの価格です。
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当然、人気のある車種はディーラーも強気になっているので、値引き額が小さくなります。また、車両価格が高ければ比例して、値引き額も大きくなりますが、10%値引きしてもらうのが普通だからと言って、300万円の車に対して30万円の値引きをしてもらおうと思っても必ずできるとは限りません。

 

車両価格が高くなると値引率だけではなく、値引き額の問題も出てきます。例えば、500万円の車の場合、10%を値引きすれば50万円になりますし、20%も値引きすれば100万円にもなってしまいます。値引き額の大きさのことも頭に入れておくべきです。


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