新車を買いに行く前に希望、目的を確認

何回か車を乗り換えている人は慣れていると思いますが、初めて車を購入する人というのは、どのように選べばいいのか分からないため、ドキドキしながらディーラーに行くものです。ましてや、車というのは滅多に買うことのできない高級品でもあり、失敗できないというプレッシャーもあります。

 

どこのメーカーも多くの車種を販売しているので、ディーラーに行く前に車のパンフレットを見るなり、メーカーのホームページを閲覧するなりして、ある程度の目安はつけておくべきです。自動車というのは一度購入すれば、5年程度は乗り続けることになります。じっくり時間を掛けても遅くはありません。

 

車を購入するための手順

1. いくらくらいの車を購入するか、決める
2. どのタイプの車がいいのかを検討し、決める
3. 購入する車を決める
4. 契約

車を購入する時はこのような流れで進めていきます。街で見かけた車が「カッコイイ」からと安易に決めるのではなく、性能や機能、内装など、他の車と比較対照すべきことが数々あります。最近の日本車はどこのメーカーでも性能や品質が良くなっているので、焦って決めることはありません。

 

また、家族も使うことがある場合は、家族の意見も確認しておかないと、いざ契約という場面で話がこじれることになります。

 

いくらの車なら購入できる

まず始めにするべきことは、予算を決めることです。車は家計費に大きな負担を与えます。無理して購入し、生活が苦しくなっては本末転倒です。車は購入してからも、駐車場代やガソリン代、任意保険料、車検費用など、維持費がばかになりません。くれぐれも安直に考えないことです。

 

なお、車の購入にかかる費用は車両価格だけではありません。保険代や税金、ローンの金利なども付帯価格として付いてきます。車両価格にプラス20〜30万円はお金が多く必要と思っておくことが肝心です。なお、自動車雑誌には新車における値引き価格の相場が記載されています。一度、目を通しておくと参考になります。

 

ところで、ディーラーに行くと予算を聞かれることになります。ディーラーも商売として自動車を販売している以上、できるだけ値引きは抑えたがるため、予算を伝えてしまうと値引き交渉にマイナスになります。

 

『安くしてくれるなら、買ってあげる』くらいの気持ちを持っていることが交渉の秘訣です。

 

車種の選定

車種を選定する時には、実際に使用しているシチュエーションを描くことが大切です。好みだけで選ぶと、後で使い勝手の悪さに後悔することになります。

 

子どもがいる場合は一緒に乗せて走ることを想定してミニバンやワゴンが適していますし、予算を抑えるならコンパクトカー、若い夫婦の場合はスポーツタイプなど、家族構成や利用環境によって選択条件が明確になってきます。

 

また、レジャーとして使用する機会が多いのであれば、SUVが向いていますし、スキーやスノーボードを趣味としているなら、雪道で性能を発揮する4WDが最適です。

 

なお、使用する目的が主に買い物や送迎くらいであれば、維持費が掛からず小回りのきくコンパクトカーや軽自動車が理想的です。最近の軽自動車は性能が向上しているので、たまに遠出をするくらいなら軽自動車でも十分に活用価値があります。

 

いずれにしても、生活費に与える影響や利用目的を明確にしてから、車種を決めるべきです。

 

ローンの利用

購入代金はキャッシュで払えるのであれば、キャッシュにすべきです。自動車は高額なだけに利息の金額も多くなります。また、ローンを利用する場合は、極力生活費に支障をきたさない程度に、返済期間を短くすべきです。なお、ローンの金利の値引き交渉も忘れずに行います。

 

購入車を決める

ディーラーでは色々な車を勧められると思いますが、他社のディーラーの話を聞かないと決められないこともあります。いくら気に入った車があっても、「保留します」と言える「勇気」も必要です。売り切れて無くなる、ということはありません。

 

契約

契約する時には、車の内容、金額、支払方法など、あらためて営業マンと口頭で確認します。また、金額が一番大事になるので、契約書にサインする時には金額欄を必ず見直しをします。

 

ちなみに、任意保険に加入することになりますが、任意保険は現在通販型の保険料の安いものがいっぱい出ています。もし、ディーラーから保険代理店を紹介されたら、お断りするのが賢明です。

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